映画少年たちの話
こんにちは、ぺいです。
映画少年たちが公開されて、丸1ヶ月が経過しようとしています。
運良く完成披露試写会に当たり、誰よりも早く映画少年たちを鑑賞できたわたしですが、その時からあまりのクソダサ映画っぷりにドン引きしていました。こんなクソ映画、二度と見るか。金を払うに値しない。舞台挨拶があるようならそれのために観に行くし、実演があるようなのでそれに当たれば行きたい。だけど、ただ単にこの映画を観るために足を運ぶことはないだろう。
そう思っていた時期がわたしにもありました。
結果ですか?
応援上映、実演ライビュ、実演、完成披露を差し置いても、映画だけのために6回足を運んでいます。
なんで?って思うでしょう。
なんでだろう。
とりあえずわたしは初日に「どうしても初日動員に入りたい!」と、職場の先輩と飲んだ直後にレイトショーに入ったのでした。
そこで挑んだ超難問クイズたるや。
そんなところは見ていない。っていうかどこのシーンだそれは?
食堂の椅子の色?見てない見てない。誰がどこにバンダナ巻いてるなんて知ったこっちゃない。ダイケンが叩いたドアの部屋番号?ハァ?
これを越えて豪華賞品をゲットしろって?
上等じゃねえか!
(ここで明るくなる画面)
超難問クイズを解く目的として何度も観るようになり、4回目でやっと全問正解しました。長かった。だってみんな可愛いからそんなよくわかんないとこ見るとしたら目足りないもん。
そして、1週目の少年たちのランキングを見た。
初登場8位!???!?
舞台挨拶であんなにヲタク巻き込んだじゃ〜〜ん!実演丸ピカでやってめちゃめちゃ人数いたじゃ〜〜ん!足りなかった?
そんなこんなで、あとの2回は「わずかでも興行収入増やしたいな〜〜ついでに今まで見てこなかった部分見てみるか〜〜」って感じで観ました。
もうね、わかったの。わたし、すのーまんしか見てないわ。
最初のシーンから自担ロックオンだよ。もうそれ以上でもそれ以下でもない。自担がいなくても青い服ばっかり追いかけちゃうの。悪い癖。
だからいっぱい入った結果、「僕に聞くのかい?」でメガネくいくいしまくるダイケンとか、「俺たちは上等」の前の喧嘩で輪に入らずモップ持ったまま慌ててるエガオとかに気づけたから悪くなかったなあと思ったわけです。やっぱり映画って1つの作品だし人間ひとつのことしか処理できないし脳みそは1つしかないしさ。新しい視点を見つけるにはたくさん足を動かすことも必要なんだなあと思ったわけ。わたしは誰?
それでですね、わたしが疑問に思ったこと言っていいですか?
ジュン、死ぬ必要あったの?
わたしこれずっと言ってまして。死んだあと何にもジュンの死について触れてないんですよ。ジュンの死によって何かが変わったかどうかの描写が何もないし、首謀者が当人であれ、ジョーとタスクは人1人死ぬような作戦の目的となったような人間で、そのあとの人生もきっと心に枷があったと思うんだけど、そういった描写がなにもない。
誰の心の描写もなくて、急に2年後に飛ばされて、またすぐに2019年に戻って、みんなハッピー!みたいに流すけどさ。
人が死んでるんだぞ!!!???!?
それこそ、ジュンを取り巻く人々はジュンの死をもってどう思っただろうね。隼人、宮崎は?あんなところにいるのは俺のせい。だけど、そんな「あんなところ」で、ジュンが死んでしまった。それを知ったら、絶対に隼人はなにかを思うはず。なんでも話す仲だった宮崎は、かわいがってきたジュンの死にどう苦悩するんだろう。
百歩譲って自分たちでそのあとは想像してね!ってなったとしても、あまりにも無責任じゃない!?!!?だって1人もジュンの死について言及しないんだよ!?言うなって言われてんの!?!!?言えよ!!!!!
ジョーのママもどうなったのか知りたいし、っていうかそもそも7年経ってるのにどう見ても6〜7歳じゃないタスクの娘ちゃんも気になるけど、本当に全てにおいて支離滅裂でなに一つ噛み合わなさすぎてこれ小学生が交換日記で作ったストーリーですか?って思ったけど、6回も見たわたしには、なにも言えないんだ。(ここで闇を突き抜けてが流れる)
内容は一般人に勧められるかって言われたらノーだった。よく知りもしない男の子たちが横山裕に殴られてる構図よくわかんなくない?
だけど映画館で推しが見られる生活は最高だった。うちのA4レベルのサイズのテレビで見るよりも何倍も尊いし、何倍も音質がよいし、なによりも公式のゆり組が供給される世界サイコーでは?しかも6人のすのーまんの最後のお仕事だもの。作品に残してくれてありがとうといった気持ちだよ。
今週で少年たち上映終わるみたいです。
一番近くの映画館で何回も観て、だんだんと座席数が減っていくことが悲しかった。そんな感情を持つのは後にも先にも今回だけだろうし、宮舘涼太くんはかっこいいし、おじいちゃんの脳内すげーなってなったし、なんだかんだ楽しかったし、宮舘涼太くんはかっこいいし、最後のショータイムは今までなんだったんって感じだったけど宮舘涼太くんはかっこいいし、宮舘涼太くんがかっこよかったりかわいかったりした。
どのシーンを見ても知ってる顔しかない、ちょいちょい知ってる顔が出てくる、そんなウォーリーを探せみたいな、ミッケ!みたいな映画、またやってほしいなあと思います。ストーリーは置いといて、Jr.がいっぱい出てきて他Gのヲタクと一緒に観れる映画なんて生活が潤うからさ。とりあえずスピンオフで美咲とタスクの夫婦物語撮ってくれ頼む。
というわけで、ありがとう、映画少年たち。
楽しい1ヶ月だったよ。
また円盤として会おうな。
BGM:君にこの歌を